まつぼっくり音楽の森の会(まつぼっくりファミリー合唱団)

国際交流部会

インド・韓国など奈良と縁のある場所を訪れ、音楽活動を通じて国や人種を超えた交流を積極的に行い、グローバルな目を育てます。

理事長の荒井敦子はこれまで、まつぼっくり少年少女合唱団と共に、中国・韓国・オーストラリアなどで海外公演を行い、アメリカではメイン州の「アーカディ音楽祭」出演、そしてニューヨーク国連本部にて大和のわらべうたを披露してきました。2000年には、オーストラリアの国民的音楽グループ「The Wiggles(ザ・ウィグルス)」の楽曲収録に荒井敦子が参加。童謡「春が来た」を歌い、『Haru Ga Kita [feat. Atsuko Arai]』としてアルバムCDにも収録されています。

またインド・アグラのロパ・ムドラ小学校を幾度も訪問し、インドのわらべうた採譜に努め、インドのまつぼっくり少年少女合唱団(2014年12月結成、2016年6月活動終了)を結成するなど、日印の青少年による文化交流を深めてきました。

荒井理事長がインドの小中高等学校に訪れて、インドの学生に日本の歌・童謡をレッスンする「歌の教室」を開催してきました。また、荒井理事長と長年親交の深い、マルカス氏が関わっている、毎秋インド・ニューデリーで行われる、日印友好交流記念フェスティバル「こんにちはJAPAN」には、毎年音楽の森ファミリー有志が参加しています。お手玉や折り紙、日本の食文化も伝えるなど、人種、国、世代を超えた温かい交流を続けています。

★2020年の「こんにちはJAPAN」は、新型コロナにより初のオンライン開催となりました。音楽の森でも有志達がビデオ出演をしました。以下URLからご覧ください。1:02:40あたりに登場しています
https://www.youtube.com/watch?v=6ELRJRQmUxQ

韓国慶州市が奈良市の姉妹都市である縁から、1990年代以降荒井敦子理事長は、まつぼっくりを率いて韓国旅行を開催し、奈良市シルバー合唱団や市民講座で韓国童謡の普及に努め、奈良市音声館館長として姉妹都市の記念事業や文化交流にも参加してきました。

2017年には、これら日韓の友好増進・文化交流の功績が認められ、荒井敦子理事長が慶州市名誉市民となり、市民証が授与されました。

 

20193月には、音楽の森自然学校で慶州市を訪問。慶州市が全面サポートの下、長年親交のあった李源植前市長とも再会。世界遺産仏国寺で、日本人初の音楽奉納を行い、ナザレ園を訪れて終戦後取り残された日本人のおばあさんと触れ合うなど、国を超え、民族を超えた、人と人との温かい絆を感じる時間でした。

荒井敦子オリジナルアルバム「歌のこころ旅」

これまでコンサートや個人旅で、奈良と縁の深いさまざまな国を訪れてきた荒井敦子理事長が、旅先での風景や人々とのふれあいで感じた「こころ」を歌にしたためました。

これまでに、第1弾インド、第2弾ギリシャ、第3弾韓国慶州の3枚がリリースされています。