まつぼっくり音楽の森の会(まつぼっくりファミリー合唱団)

9/29(日)集まれ!まつぼっくりコーラス

今日の「集まれ!まつぼっくりコーラス」の最初は、久しぶり出席の乙葉さんの声に合わせてのご挨拶。
そして乙葉さんのオーストラリア報告。 
夏休み 、明日香村から10 人の学生が選ばれて オーストラリア、アデレード(日本の1月頃の気温)に10日間の旅。
初めての空港、飛行機、海外……初めてのことだらけの興奮が、伝わってきました。
オーストラリアの学校で5 日ほど授業を受け、演劇のレッスンも…見えない人に引っ張れるパントマイム、写真の姿をまねる等…、自分を見つめ直すことができたそうです。
印象に残っているのは、動物園で見たコアラやカンガルー。
姉2人弟2人のご家庭でホームステイ。
英語ができなくても、頑張って伝えようとすると、伝わると実感。
食事は特に、ミートブレッドが美味しかったけれど、数日で日本食が恋しくなったそうです。

人生の大きな宝物になりましたね。

先生がまつぼっくりの子どもたちを連れての演奏旅行(韓国、オーストラリア、アメリカ、インド、中国…)の体験談を話してくださいました。

「あんたがたどこさ」を歌いながら、「さ」が何回出てくるか数えたり、
列ごとに「さ」が出てくるとお手玉を横の人に手渡したり、
「ちょいとかぶせ」でハグをしたり、
楽しく過ごしました。

「生きること」の最後の合掌では、子どもを想い、愛する人に願をかけて歌ってくださいね。
と先生の言葉。

藍先生も来てくださり、高石ともやさんの歌のレッスンをしてくださいました。

まつぼっくりファミリー合唱団のある方が
「生きること」(荒井先生作詞作曲)の曲について、荒井先生に熱く伝えられた思いの一部をご紹介します。
【 幼い頃から、人間とは、生きるとは……と複雑に考えて来た私には、この歌は衝撃的でした。…………
生きること=食べること=働くこと=米を作ること=子どものため!と
実にシンプルですがとても説得力があります。
「そうだ。そうだった!」と。
もちろん苦しみ辛さもあり、汗も涙も流すけど、お天道様は見ている。何より子どもたちがいるじゃないか!皆の宝だ!と力強く迷いなく断言するのです。この強さに圧倒されました。………】

この曲を歌えることの幸せを感じながら、明日の興福寺様のお米と歌の奉納に臨みましょう!