ホームページの「国際交流事業」でご紹介しておりますように、本法人では、インド・韓国など奈良と縁のある場所を訪れ、音楽活動を通じて国や人種を超えた交流を行っています。

今年度はコロナ禍のため、毎秋インド・ニューデリーで開催される、日印友好交流フェスティバル「こんにちはＪＡＰＡＮ」への参加など現地での交流はかないません。

そんな折、荒井理事長と長年親交のあるマルカス氏から、ｗｅｂ会議システム「Ｚｏｏｍ」を利用しての、お釈迦様の足跡をたどるバーチャルツアーのお話をいただき、1月３１日(日)、あらいあつこオフィスの二階で実施しました。

今回は、仏教四大聖地のうち、お釈迦様が悟りを得られたあと、初めて教えを説いた初転法輪の故地とされるサールナート、そして、入滅の地であるクシナガルです。

サールナートでは、巨大な仏塔であるダメーク・ストゥーパなどの遺跡群、クシナガルでは涅槃堂に安置されている涅槃仏像などが、リアルタイムで映しだされました。

また、この企画に参加している他国の方との意見交換等も行うことができました。

密を避けるため、音楽の森ファミリー１０名での参加となりましたが、インドを訪れた経験のある人は懐かしさに浸り、また、そうでない人は、行ってみたいという思いを強くした次第です。