荒井先生インド・ネパールの旅⑤(10/21)
皆さん……ナマステ……
行きなり沢山の報告をさせていただき、お許しくださいね。
昨日は、念願のルンビニーの学校に行く事ができ、その興奮を皆さんにお伝えさせて下さい。
子どもたちは、とてもとても明るく積極的で、私はすっかりネパールの子どもたちに魅了されました。
ホテルの現地のマネージャーさんに教えて貰ったこの国のとても有名な民謡の曲で、最初子どもたちに……と思って歌ったところ、子供らは知らず……こちらが教えることになりました。
と言うのも、この学校は、ルンビニーで一番古く、カトマンズのように教育も充分でないので、音楽の授業がなく、ネパールの歌を知らなかったのです。でも、地元の歌はしっかり歌えて、教えて貰いました。
そんな交流の風景です。
その後、今回のルンビニーでの体験を映像作品にして頂く、地元の優秀な志高いカメラマンさんの村で行われる昨日の行事にご招待を受けました。実は、昨日は、10月の満月の4日後、何と、新米のお祝いの日で、この日から、新米を頂ける大事な日なのです。まさに、新嘗祭です。女性は、朝から水も食事もせず、断食で、お月さまが出るとやっとお水も飲める❕というのです。凄い…そして、新米をプレゼントして貰いました。私たちのお米と歌の奉納を、お寺でしていると伝えたら、とても共感してくれました。そして、こちらは、お米の特産地で、黄金色に実る田んぼが至るところに……御釈迦様もこのような町に生まれ育たれたのです。
お釈迦様が出家された日まで分かるのです。7月21日の満月の日に……出家された後で会われた方に聴かれた質問……「あなた様を、ずっと覚えていたいのですが、どのようにしたらよいですか?」お釈迦様は、「この稲穂を見るたびに、私を思い出してください」と……
私は、お坊様から代々口伝された、本には出ていない、現地での言葉を聴いて、感動感動でした。
お米の奉納に大きな力をくださっているの、米作りをされている室生の方々……このお釈迦様のお言葉……きっと喜んでくれると思います。
一夜開けても昨日の興奮覚めやらず、いよいよ今朝は、5泊したルンビニーを離れてカトマンズに一泊して帰路に向かいます。
長々とごめんなさいまたご報告いたします。