荒井先生インド・ネパールの旅④(10/18)
皆さん……ナマステ……
インド ネパールからの長いご無沙汰お許しください…
水曜日の『敦子の部屋』を、デリーの空港からお送りして、ネパールカトマンズへと、浅尾世津子さんと2人移動の旅……目指すは、御釈迦様ご生誕の地 ルンビニーに向けて12時間の旅でした。
ネパールでも、国中でお祭りのシーズンに入り、空港もごった返しの状態で、飛行機が4時間遅れ…その間、ネパール語を教えてくれ、乗り継ぎのお手伝いをしてくれるネパール政府防衛省かな?お勤めの中々のハンサムな方と知り合い、貴重な国際交流ができました。
そしてやった着いたルンビニーでの歓待は笠井ホテルさん……到着翌日朝からは、ユニセフのこの地域のバエラワ事務所ヘネパールの子どもの現状を教えて貰いに参りました。
そして午後からは、いよいよ御釈迦様ご生誕のマヤ堂ヘと……そこには、今回の映像を皆さんにご披露するためにお願いしているプロの方の協力も得て、学校の子どもたちとの交流をひとつの映像作品にしようと張り切っております。
ところが、今日は、お約束の学校が祭りのためお休みで、がっかりしていたところ……素晴らしい場所への導きがありました。御釈迦様の御遺骨が八つに分けられ、7つは海外にも…日本にも…そして、残るひとつは、何と、御釈迦様の故郷に葬られストゥーパーになっている事を聴きました。ところが、そこは余り知られておられず、日本人のお参りはないと……早速、午前中にお参りに、そして故郷の歌を浅尾さんと奉納……そして緑の中で、故郷に帰られた御釈迦様のお心を思い、持参したキーボードで新曲を作り、ストゥーパの前で奉納……なんと幸せな時間だったのでしょうか…
そして、もうひとつ、昨日の素晴らしい出会いによって、不思議なご縁を頂いたのです。
昨日お参りに行ったマヤ堂で出会った一人の少年が忘れられず…彼は11歳で僧侶の道を歩む修行僧……その瞳の美しさに魅了された私でしたが、不思議なことに、今朝初めてあった映像カメラマンの方が、その少年の目と同じなのです?
思わず少年の写真を彼に見せると、同じ村に住む少年だと……直ぐに連絡を着けて貰い、彼の住むお寺へ……その師匠も素晴らしく、彼はお坊さんになるためのものは全て持っている…という……
そして、今日は学校には行けずとも、一人の少年の人生を見ることができた。師匠は、彼の才能を大切に育てたいと…来年4月ミャンマーへ修行に出されるという……と語る師匠の目も、その期待と寂しさで目が潤み、私も思わず涙しました。
貧しい家から僧侶の道を目指した少年の目はもはや寂しさではない希望に輝く暖かい眼差しでした。
そんな彼を応援したい…という気持ちで、今日の日の感動が終わりました。
今日の感動のご報告でした。