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荒井先生オーストラリア紀行記⑤(5/27)

皆さん、今晩は……
こちらは晩秋のカウラの日本庭園から……日が暮れるのが早く、夕方5時頃、夕焼けこやけで日が暮れて……日本の兵隊さんも、きっとこの夕日を見て、故郷の夕日を思い出されていたのでしょうね。

さて、今日からラファエロカトリック学校の小学生、中学生、高校生に、故郷の歌の練習始まりました。お弁当の前の時間、今日は、一時間半もらい、合同で歌詞の意味から、短い単語のおうむ返しから、歌のワンフレーズずつのおうむ返し
……その間、大きな子と小さな子が二つにわかれ、2分でお弁当を取りに行って食べながら片方が練習を聞き、早く食べ終わってまた歌の練習……お弁当食べながらお稽古つけるのが初めてな私は、このワイルドな授業が、まさにオーストラリア……と感動していました。


明日から3日間は、お弁当後の30分しか練習時間貰えず、4日間で故郷を日本語で歌えるようにと……こっちも必死です。
子供らも、私の一生懸命さが分かり、食いついてくれているので、遣り甲斐ありますね。
8月5日、日本人の兵隊さんの墓地で、地元の子どもたちによる故郷は、恐らく感動的だと思います。


奈良からは、ご家族いれて10人のファミリー合唱団、そして何と、安倍首相の母校の高校生も、その日にカウラに来るとの事、故郷を、歌ってくれるように頼んでおきました。


私が宿泊させて貰っている所は、日本庭園の中にあるゲストハウス、といっても長期滞在の日本の庭師の方などが泊まる所で、自炊、洗濯できる場所で、今日もスーパーへ買い出しに連れていって貰い、冷凍のラザーニャとサラダとビールで、一人で乾杯致します。昨日は、炊飯器でご飯も炊いて、ブランチは焼き飯作りました。


古希を迎え、学生気分での下宿生活……子供らを教えるのも、中々そんなに簡単ではありません。
勉強大変な事情は、日本もインドも同じですね。

以上、カウラ特派員敦子でした。

(5/26荒井先生からのLINEより)