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4月8日(土)浄教寺 灌仏会コンサート

4月8 日浄教寺様で灌仏会が執り行われました。
花御堂の前で、誕生仏に甘茶をかけ、礼拝させて頂きました。

荒井先生のコンサートのスタートは「花」から。

境内には緑色の花と葉が同時に咲く御衣黄桜が満開でした。

お釈迦様がルンビニーでご誕生、クシナガラで入滅されるまでの歩みを歌った荒井先生作詞作曲の「ふるさとへの道」。 
花まつりの日に、仏陀の歩みを聞かせて頂き、幸せなことです。

昨年、正力松太郎賞を受賞された、浄教寺のご住職、島田春樹様作詞、荒井先生作曲の「慶ばしきかな」の歌の後、
「慶ばしきかな」の書(裏出啓子さん作)贈呈。

仏教讃歌「のんのさま」、

花冷えの寒さを吹き飛ばす「明日に向かって」。

ユリアさん、ナタリアさんもコンサートに来られました。
「我がキエフ」と「ユリアへ」を先生が歌い終わられたその時、なんと、曇り空から太陽の日差しがサッとさし、境内がパッと明るくなりました。

島田住職様が、5月にウクライナに帰国されるナタリアさんにご寄付贈呈、ユリアさんから医療団体に渡してくださるとご挨拶。

菊一文字様から「ナタリア」を漢字に変えて刻銘された包丁が贈られました。

荒井先生が人生の師と仰ぐ永六輔さんの「上を向いて歩こう」を、会場の皆さんも手を叩き、一緒に声を合わせて歌いました。
「明日咲くつぼみに」では合唱団員さんたちも思わず手話をしました。

ラストは「川の流れのように」の熱唱。
花束贈呈で東谷さんがマイクを持たれた時、また、急に明るい日差しが……

荒井先生の楽しいトークと、ピアニスト大山りほさんとの息の合った歌声に心洗われ、胸が熱くなりました。

曇り空の下、ポツリポツリと雨粒が落ちて来ましたが、天の応援を得て、奇跡の晴れ間に恵まれました。感動のコンサートとなりました。