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西大寺 執事長様の御法話

今年度初めての練習日の4月2日、西大寺本堂にて、辻村泰範執事長様の御法話を聞かせて頂きました。

音楽の森ファミリー合唱団員、25名が聞かせて頂きました。辻村様が本堂で御法話されることは、特別な有り難いことです。

鎌倉時代に西大寺を復興した興正叡尊さんの活動等をお話しくださいました。
叡尊さんはお釈迦様が悟りをひらくために定められた戒律を守ろうと、戒律を重視し、本来の仏教を追求されました。
文殊供養で仏様に手を合わせ拝む中で、文殊様が生きた人間の姿になって現れ、叡尊さんは貧窮孤独な階層の人々を中心に民衆を救い、戒律を授けられ、福祉事業に尽くされました。

また、叡尊さんは中国から京都嵯峨の清凉寺に来られた釈迦如来像を、仏師を派遣して摸刻させました。像の中には五臓六腑が納められています。

荒井先生が
西大寺は福祉の心を引き継いでおられる。団員さんの中にも医療や福祉に携わっておられる方がいます。人のお世話をすることで、より一層幸せを感じる。人のお役に立つ人でありたい。とお話をしてくださいました。

本堂の前の葉桜と緑の松が青空に映えていました。