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4月21日(水)森への贈り物vol.4奉納、収録

初夏を思わせる日差しと気温の1日。吉野も青空に新緑が映え、まさに森への贈り物日和となりました。

午後から集まるスタッフ、そして出演者。
まずは東南院さんで心のこもった美味しいお昼ご飯をいただき いざ!蔵王堂へ!

どのお顔も 今日という日を待ち望んで そして気持ちを込めた一日にしようという気概でキラキラしておられました!

まずは金峯山寺さんの夕方のお勤め。勤行に全員で参加させていただき 蔵王権現さまにご挨拶。

今回もDVD撮影であると同時にもちろん奉納なので、映像 音響共にかなりの難しい状況でのセッティングと収録となりました。
音響の三輪さん、撮影の山田さんにはほんとにほんとにご苦労をおかけしてのスタート。

作品ではラストになる大セッションからの撮影となりましたが、なんと!金峯山寺の皆様に声明していただけることになり、、そこに池田さんのパーカッション、宮川さんのピアノが入り…
それはそれは美しい音の重なり!いつまでもいつまでも聞いていたいセッションで、改めて「声明」は日本芸能音楽の原点であるのだということを、感じさせてくださいました。

一曲 一曲に魂が込められ
それと同時に一曲ごとに照明やセッティングを変えていかなくてはならない状況でもあったので、お時間たくさん頂戴してしまい…

全ての収録が終わった時、ちょうど日付は4月22日に!!!

業界用語でいうところの てっぺん超えた(笑)収録となりました。

最後までずっと見守ってくださっていた五條管長さまはじめ金峯山寺のみなさまには心から感謝申し上げます!
今回の奉納は、ほんとにほんとに金峯山寺さんの全面的なご協力とご支援をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました!

そして、日中は汗ばむくらいだった吉野が陽が落ちると共にしんしんと冷え込んで、更に蔵王堂内はぴんと常に張り詰めた空気がありましたので、特にミュージシャンの皆様方は 冷えていく体と気持ちを繋げ続けることと、、大変な状況であったかとおもいます。

そんな中…
この金峯山寺さんの蔵王権現さまの前で、ご開帳されてるこの場所で 歌えること、演奏すること、撮影すること、録音すること、朗読すること、スタッフでいること、への喜びが最後まで満ちていたことが素晴らしい作品になるという確信へと繋がったのも間違いないのです。

森への贈り物シリーズは
今回で完結となります。

まだまだこれから作品になるまでは時間がかかりますが、まずはご報告まで。

ご期待くださいっ!!!!

(写真の時だけ、全員黙ってマスクを外しました!)

南かおり

※他の写真は届き次第、投稿いたします。