音楽を通じて、あらゆる世代の人に、心の癒やしと健康づくりを目的として、コンサートを行なっています。

「音楽の持つ生理的・心理的・社会的働きを、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上に向けて、意図的、計画的に活用して行われる治療的、教育的技法である」と定義されており、大きく分けて、児童、成人、高齢者とに分けることができます。

発達障害、身体障害や喘息、不登校・引きこもりなどの児童に対する音楽療法は、学校、施設、自主グループなどで実践されています。

また、発達障害、精神障害など成人期の疾患や障害に対して、作業所、施設、病院の精神科などで行なわれています。

そして、認知症や加齢に伴うさまざまな慢性疾患・障害、脳卒中の後遺症などを抱える高齢期の方々に対しては、病院、老人保健施設、高齢者施設など、多くの場で音楽療法が取り組まれています。