NPO音楽の森の主催行事、自然学校が今年も行われた。
今回は県外からのお客様にも参加していただこうと、広報活動いたしました結果、40名近いお客様がお集まり下さった。
1日目は春日大社の岡本彰夫権宮司の「大和の食」のお話から、読売新聞の柳林さんのバスの中での講義から正倉院展へ。そして、夜はミシュランのル・ベンケイでの豪華なフランス料理と尾川欣司オーナーシェフの「食は命です」の熱のこもった食育のお話に受講生も大満足。
二日目は、秋の室生寺でこれから紅葉を迎える風情のある境内を網代裕康副住職からの心のこもったご案内とお話しに全国からの室生寺ファンの受講生もうっとり。
昼食は、橋本屋さんの地元の食材で作られた精進料理に舌鼓、そして、いよいよ午後からは、笠間のふれあい館へ。
受講生を迎えたのは、威勢の良い、室生コーラスが中心となった地元の方々による餅つき、昼食でおなかいっぱいの皆さんも地元のもち米を杵でつかれたつきたてのお餅をペロリと食べて頂き、荒井理事長が地元のわらべうたを室生コーラスのメンバーと共になわとびなどアクティブな遊びと共に歌を披露。会場は、笑顔と歌声に包まれ、涙を流して、お腹を抱えて笑っておられる受講生の姿でいっぱい。大いに盛り上がった。
そして、夕方、一路奈良市の菊水楼へ。岡本博行社長のご挨拶と松浦菊美料理長の秋の味覚の説明に受講生の皆さんのお腹も受け入れ体勢OK.木造家屋3階の大広間の舞台に料理長自らが生けられた見事な紅葉と菊、そして五感に訴える、これぞ一流の日本料理の醍醐味に受講生も目を輝かせ喜びの声を聞かせて頂くことができた。
3日目は、早朝の奈良公園の散歩から鹿の愛護会のご協力によるホルンによる鹿寄せ。そして、林啓文・杉原好計理事の見事な案内によるならまち散策、おもちゃ館から音声館へ。
音声館では、まつぼっくり少年少女合唱団が大和のわらべうたでの出迎え。メンバーも子どもたちの着物姿による遊びながらのわらべうたに魅了され歌声でも大いに盛り上がり、まほろば合唱団手作りのお手玉をまつぼっくり少年少女合唱団の子どもたちから一人一人にプレゼントされた。
そして、自然学校最後の食事は、あしびの郷、ならまち御膳に奈良の食をしっかり味わって三日間の自然学校は、大成功に幕を下ろした。充実した企画はもちろんNPOボランティアスタッフの皆さんの心のこもったおもてなしこそ、今回の成功の鍵と確信をさせて頂くことのできる三日間であった。
このブログ記事を参照しているブログ一覧/11月8日(木)-10日(土)自然学校