「まつぼっくり少年少女合唱団」の創立35周年のコンサート祝賀会が、12月17日にホテル日航奈良で行われました。まつぼっくり、大和まほろば、むろうコーラス関係者や、行政・寺社・メディア・著名人ら約250人が集結し、ともにお祝いしました。
コンサート1曲目は、荘厳な山伏のほら貝で始まる「蔵王のこころ」。吉野山金峯山寺にある蔵王権現に対峙した時の気持ちと、紀伊山系の自然への畏敬を込めて荒井代表が書き下ろした作品です。続いて国内外のわらべうたや、まほろば合唱団の最新作「今が一番幸せ!」など計8曲を披露しました。
コンサート終了後は祝賀会へと移り、来賓の方々と一緒にこれまでの歩みを振り返りました。荒井代表は、「35年の感謝の気持ちを持ち、これからも歌の力を信じ世代間交流を大切に歌い続けたい」とご挨拶。最後に、昨年永眠された永六輔先生作詞の名曲「上を向いて歩こう」を全員で歌い、来る40・50周年を共に誓い合いました。
11月19日、まつぼっくり少年少女合唱団は、山添村の『第15回 伝統文化こどもフェスティバル』で、コンサートを披露させていただきました。森中村長が「今日は、ふれあいセンターが出来て以来の大入り満員です」とおっしゃるほどに、客席は老いも若きも集いて賑やかでした。 (本当かなぁ、ホール玄関に1997年12月 竣工って書いてあったけど ......... )
山添村とのお付き合いは、荒井先生がなんと22年前から足を運んで、児童合唱団の指導にあたられてきたところから始まるそうです。22年前は、現在のふれあいセンターのような立派な施設がなくて、役場の2階で練習したそうです。その頃の生徒も、今は30?40歳の父ちゃん・母ちゃんになっていることでしょう。
まつぼっくり少年少女合唱団は、多くのお客さまに圧倒されることなくいつもの美声とハーモニーを聞かせてくれました。中でもわらべ歌では、客席のこども達と一緒になって演じてくれました。黄色のユニフォームがまぶしく輝き、目立っていました。さすが、35周年を迎えた合唱団の現役で、何にでも取り組む可能性を感じさせます。
さて「伝統」という言葉。山添村の楽団もまつぼっくり少年少女合唱団にも当てはまるのですが、旧臭いものではなく、数多くの良い・辛い経験を積んでこそ新しいスタイルを作っていく原動力を秘めている、さらに次の世代に知恵と勇気・活力を与えてくれるもの ......... と言えないでしょうか。
山添村では、伝統行事や伝統芸能が受継がれており、「過疎の波、なんのその」と、たくましいこども達の姿を見せていただきました。展示コーナーを見ていて、山添村の小学生・中学生は、発想が豊かで、観察眼に優れていると感じられました。 狂言を舞うこども達を見たのは、初めてでした。
(今日は来て良かったなぁ、と感じました ............ )
大和郡山市制60周年を記念したコンサートがやまと郡山城ホールで開催されました。
出演者は音楽の森ファミリーのほか、道上洋三さん、さとう宗幸さん、高石ともやさん、池宮正信さん、そして永六輔さんなど、そうそうたる顔触れ。
コンサートは、まつぼっくり少年少女合唱団の元気な歌声と共にスタート。
そして、さとう宗幸さんの温かみある歌声、高石ともやさん・池宮正信さんの息の合ったリズミカルな演奏などでお客様を魅了し、最後は出演者総出で「上を向いて歩こう」「ふるさと」の合唱で大団円となりました。
時にホットに、時にしんみりと伝える「歌の力」は会場を訪れた満員のお客様一人一人の心に確実に刻まれたことと思います。
5月5日のこどもの日、音楽の森さほがわコンサートが、音楽の森ミュージックスタジオ(奈良文化学園ビル地下ホール)でのファイナルコンサートとして、開催されました。
今回は子どもたち一人ひとりによる手作りのコンサート。この日は雨が降ったり止んだりとあいにくのお天気でしたが、立ち見が出るほど多くの方々に足をお運び頂き、会場は終始熱気に包まれていました。
第一部は、ピアノ・筝曲・バイオリン・マンドリン・うたなど一人ひとりの特技を生かしたプログラムを披露し、この日ゲストとしてお迎えした小学5年生の笠井文昭君にはバイオリンの素晴らしい音色を奏でてもらいました。
第二部は、まつぼっくり少年少女合唱団の子どもたちと荒井敦子先生による「ドレミの歌」「すべての山に登れ」「花は咲く」等の合唱。いつものピアノ伴奏に加えて、笠井君のバイオリン演奏などもコラボした、一味違う素敵な楽曲を披露いたしました。
コンサートのトリでは、手作りの兜を被り、会場の皆様と一緒に「こいのぼり」を熱唱。"子どもたちによる子どもたちのための「子どもの日コンサート」"は、会場の方々も大いに魅了したファイナルに相応しいひと時となりました。
今後も音楽の森への御支援、何卒よろしくお願い申し上げます。
今年に入って最初の「さほがわコンサート」を開催しました。冷たい北風が吹き、小雪も舞い散る中、大変多くの方においで頂きました。今回の主役は61歳から86歳の団員からなる「大和まほろば合唱団」。「冬のメドレー」「父母のデュエットー創作ミュージカル良弁杉よりー」「愛の架け橋=映画「愛の鉄道」よりー」そして、アンコールに応えて、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を熱唱。日ごろの練習の成果を存分に発揮しました。
また、荒井先生の「川の流れのように」の独唱やキーボード・平田安津子さんによる朝ドラ主題歌のメドレー、大山りほ(ピアノ)によるジブリの「海のみえる街」の演奏もコンサートに花を添えました。
次回のさほがわコンサートは3月5日の予定です。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
今年最後の「音楽の森さほがわコンサート」。今回はクリスマス間近ということで、スペシャルバージョンの2部構成でした。
第1部では、ラジオなどでお馴染みのタレント・桜井一枝さんと南かおりさんをお迎えして、まつぼっくりの永山さくらさんと共に童話「きつねのでんわボックス」の朗読会。
そして、第2部は、まつぼっくり少年少女合唱団によるコンサートをお送りしました。朗読会では、桜井さんがお母さんきつね、さくらさんがこぎつね等に扮して、終始こころ暖まる声が会場を包み込みました。
そして、コンサートでは、今年のインド訪問で見つけた童歌やクリスマスソングなどを子供たちが快活に歌い上げていました。来年は2月5日(水)午後1時半?大和まほろば合唱団のコンサートをお送りします。2014年もどうぞよろしくお願い致します。
毎月恒例の音楽の森・さほがわコンサート、今回はまつぼっくり少年少女合唱団の創立記念日に因んで、『卒団生によるスペシャルコンサート』を、9月1日に開催しました。
コンサートでは、合唱団の卒団生・南あかりさん〈メゾソプラノ〉と辻村明香さん〈ソプラノ〉を迎えて、デュエットやそれぞれの独唱などを披露しました。
彼女たちを指導してきた荒井敦子先生も『合唱団を続けて来て良かった』と教え子の成長ぶりに目頭を熱くする一幕も。
彼女たちの本格的で美しい歌声は、お客様はもちろん、今の団員の子供たちの心にも深く
刻まれたことと思います。
次回のさほがわコンサートは10月2日(水)午前11時から、さほがわミュージックスタジオで開催します。