11月19日、まつぼっくり少年少女合唱団は、山添村の『第15回 伝統文化こどもフェスティバル』で、コンサートを披露させていただきました。森中村長が「今日は、ふれあいセンターが出来て以来の大入り満員です」とおっしゃるほどに、客席は老いも若きも集いて賑やかでした。 (本当かなぁ、ホール玄関に1997年12月 竣工って書いてあったけど ......... )
山添村とのお付き合いは、荒井先生がなんと22年前から足を運んで、児童合唱団の指導にあたられてきたところから始まるそうです。22年前は、現在のふれあいセンターのような立派な施設がなくて、役場の2階で練習したそうです。その頃の生徒も、今は30?40歳の父ちゃん・母ちゃんになっていることでしょう。
まつぼっくり少年少女合唱団は、多くのお客さまに圧倒されることなくいつもの美声とハーモニーを聞かせてくれました。中でもわらべ歌では、客席のこども達と一緒になって演じてくれました。黄色のユニフォームがまぶしく輝き、目立っていました。さすが、35周年を迎えた合唱団の現役で、何にでも取り組む可能性を感じさせます。
さて「伝統」という言葉。山添村の楽団もまつぼっくり少年少女合唱団にも当てはまるのですが、旧臭いものではなく、数多くの良い・辛い経験を積んでこそ新しいスタイルを作っていく原動力を秘めている、さらに次の世代に知恵と勇気・活力を与えてくれるもの ......... と言えないでしょうか。
山添村では、伝統行事や伝統芸能が受継がれており、「過疎の波、なんのその」と、たくましいこども達の姿を見せていただきました。展示コーナーを見ていて、山添村の小学生・中学生は、発想が豊かで、観察眼に優れていると感じられました。 狂言を舞うこども達を見たのは、初めてでした。
(今日は来て良かったなぁ、と感じました ............ )